全国高校選抜ラグビーフットボール大会



 全国高校選抜ラグビーフットボール大会は、東日本の学校を中心に、西日本の有力校を招待して平成6年から行われていた「東日本高校選抜大会」を発展的に解消し、春の高校ラグビー日本一を決める大会として平成12年に第1回大会が開催されました。会場は埼玉・熊谷ラグビー場で行われ(第1回大会の決勝のみ秩父宮ラグビー場)、大会には基本的に各地区の新人大会上位チームが出場でき、全国9ブロックから16校が参加、第5回大会(平成16年)から24校に参加校が増え、新たに「チャレンジ枠」が創設されました。また第5回大会は第59回国民体育大会(彩の国まごころ国体)ラグビーフットボール競技のリハーサル大会も兼ねて行われました。
 第8回大会(平成19年)から「新規チャレンジ枠」が導入され、計26校の参加となり、さらに記念大会となった第10回大会(平成21年)から参加32校に増え、この大会から予選リーグを採用、上位校による決勝トーナメントの方式に変更されました。第12回大会は東日本大震災の影響により中止となりました。第21回大会(令和2年)から予選リーグが廃止され、32校によるトーナメント方式となりました。第21回大会は新型コロナウイルス感染症の影響により中止となりました。
 ここではこの選抜大会の出場校、試合結果をまとめておきます。




<出場校一覧>
第1〜10回大会
第11〜20回大会
第21〜25回大会

<試合結果>
第1〜4回大会 第5回大会 第6回大会
第7回大会 第8回大会 第9回大会
第10回大会 第11回大会 第12回大会(中止)
第13回大会 第14回大会 第15回大会
第16回大会 第17回大会 第18回大会
第19回大会 第20回大会 第21回大会(中止)
第22回大会 第23回大会 第24回大会
第25回大会

<記録集>
歴代優勝校
高校別勝利数
実行委員会推薦校の成績(1)
実行委員会推薦校の成績(2)


各ブロックの出場校数は以下の通りです
ブロック第1回〜第5回〜第8回〜第10回〜第12回〜第17回〜第24回〜
北海道1111〜21〜21〜21〜2
東 北2334333
関 東3445555〜6
北信越1111〜21〜21〜21〜2
東 海1222222〜3
近 畿3445555〜6
中 国1111〜21〜21〜21〜2
四 国1111〜21〜21〜21〜2
九 州2334555〜6
開催県1111111
前年度優勝
ブロック枠
-111111
チャレンジ枠
(実行委員会推薦)
-2222--
新規チャレンジ枠--2----
実行委員会推薦枠---2242
合 計16校24校26校32校32校32校32校
※第10回大会以降、北海道・北信越ブロックと中国・四国ブロックは隔年で2校ずつ出場
(第10回大会から新規チャレンジ枠は廃止)
※第24回大会以降、関東・九州ブロックと東海・近畿ブロックは隔年で1校ずつ増
※実行委員会推薦枠は、第10回大会のみ「第10回記念大会枠」


 ・第5回大会から、東北・関東・東海・近畿・九州の各ブロックを1校増とし、さらに前年度優勝したブロックに1枠、チャレンジ枠2校を追加、計24校参加となりました。
 ・第8回大会から、新規チャレンジ枠2校を追加、計26校参加となりました。
 ・第10回大会から、東北・関東・近畿・九州の各ブロックを1校増とし、北海道・北信越ブロックと中国・四国ブロックは隔年で2校ずつ出場となり、計32校参加となりました。また第10回大会から、部員不足による合同チームの全国選抜大会出場が認められました。
 ・第12回大会から、東北ブロック1校減(4→3校)、九州ブロック1校増(4→5校)となりました。
 ・第24回大会から、関東・九州ブロックと東海・近畿ブロックは隔年で1校ずつ増となりました。

※試合時間、規則
 ・第10,11回大会の予選リーグのみ20分ハーフ(2試合日あり)、それ以外はすべて30分ハーフ
 ・平成29年度から、ペナルティトライ(認定トライ)の場合はコンバージョンを行わず7点を獲得
   (第18回大会からペナルティトライを分けて試合結果に記載)

※チャレンジ枠、実行委員会推薦枠について
 ・「チャレンジ枠」は過去10年以上、全国大会、選抜大会とも出場していないチームから推薦され、実力がありながら、(1) 同じ県内の強豪チームに全国大会への出場を阻まれているチーム、(2) 短い練習時間や狭いグラウンドなどのハンディを抱えながら頑張っている公立校、などが推薦の対象です。東日本、西日本から1校ずつ選出されます。ちょうど選抜高校野球の21世紀枠に似たような枠です。
 ・第8回大会からさらに、出場枠が1校しかない北海道・北信越・中国・四国の4地区について、隔年で2地区を選び、その地区大会2位校を「新規チャレンジ枠」として出場(第8回大会は北海道・北信越、第9回大会は中国・四国)。
 ・第10回大会から新規チャレンジ枠を廃止し、一般枠として北海道・北信越ブロックと中国・四国ブロックから隔年で2校ずつ出場。第10回大会のみ「第10回記念大会枠」(実行委員会推薦)を設け、地域指定は行わずに、過去に選抜大会に出場していない県から2校を選出。
 ・第11回大会以降は、チャレンジ枠の他に「実行委員会推薦枠」として2校を選出。実行委員会推薦枠は、都道府県新人大会と各ブロック大会で強豪校に小差で敗れたチームが対象となります。
 ・第17回大会からチャレンジ枠を廃止し、実行委員会推薦枠を4校(北信越・東海以東2校、近畿以西2校)選出。
 ・第24回大会から、実行委員会推薦枠は2校(北信越・東海以東1校、近畿以西1校)に減となりました。

※出場回数の表記について
 ・出場回数、連続出場の記録や「◯大会ぶり」などの表記はすべて、中止となった第12回大会と第21回大会を除いています。
  (例) 中止の大会をはさんで3年ぶりに出場したチームは「2大会ぶり」と表記




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